造形する部屋が、なくなった
月1回更新すらままならないルリ夫です。
題名の通りですが、3Dプリンターを管理していたお部屋が現在利用できず、
コロナの密を控えるためもあって、ほとんどベイブレードで遊べてない状態です。
回したいけど、一人で回す切なさ。
ってことで、昨年モデリングを始めるときに買っていた
書籍の紹介をしたいかなと思います。
で、何の書籍かというとこれ。
Fusion360を触ってみようとしたとき、多分ほとんどの人がこの書籍の存在を知ってるじゃないかなと思ってるぐらい有名な書籍こと、
Fusion360 マスターズガイド ベーシック編
これベーシック編、アドバンス編、スーパーアドバンス編と3冊あるんですが、
ベイブレード を作成しよう!って思ったときに使う最低限の機能としては、マスターズガイドの1冊だけで問題ないと感じました。
※極論を言うと、別に読まなくても作れるんだけれどもry
チャプター3でコマの製作も例題として挙げられていて、
この作り方だけでもさくっとお手軽にベイブレード自体を作成することができると思います(寸法他は置いておいて)
要所要所に差し込まれる小さな情報(オブジェクトからの押し出しの仕方など)も、
ベイブレードでデザインするときに役立つものも多いです。
チャプター5ではパッチを使った操作についての説明も入り、
押し出しだけでは表現の難しいデザインなどが作れます。
※スカルプト苦手な僕は、パッチを使ってエルドラゴ作って遊んでました
チャプター9まで行くと、多分誰もがみたことがあるんじゃないかっていう
ミニ四駆ボディのモデリングを例に沿って作成していってます。
オリジナルミニ四駆ボディのモデル作成の一歩としても楽しめるんですが、
これは考えなしに家庭用3Dプリンターで印刷しても、
シャーシとつける爪などが割れやすいので、別パーツ化するなどの応用を自分で考える必要があります。
最大の難点があるとしたら、本が分厚いので開いたまま、
パソコンの横に置いて勉強するのは難しいということ。勝手に本が閉じるのなんの。。
題材によっては動画があるので、それ参考でも全然おkなんですけどね。
ちなみに、上記のアドバンス編ではマスターズガイドのベーシック編よりさらに踏み込んだモデリングと、スカルプトを使ったアクセサリーのモデリングがあります。
僕の場合2019年度版だったんですが、イルカのアクセサリーをスカルプトを使って作る箇所を応用して、ドラゴンのモデリングやってやるぜ!と意気込み、失敗しました。
スーパーアドバンス編になると、作成したモデリングを解析する機能について解説されています。
ベイブレードってモデリングして出力して遊ぶだけで満足してる人がすごく多いと思うんですが、この解析機能を使うことで、作成したモデルのどの箇所がおれやすいのか。
どう言った箇所に力が集中して負荷が上がるのか、どの程度の厚みを持たせればその負荷を減らせるのかと言ったことにも目を向けられます。
耐久性はものづくりから切っても切り離せないですし、
せっかくベイブレード を作って楽しみ出したからには、解析周りもしっかり使いこなせるとなお楽しくなります!(折れやすい箇所があらかじめわかったら、そこだけ別パーツで作って、チタン化とかできますしね)
と、いうことで紹介しましたが、
写真から分かりづらいですが、めっさ分厚いです。
本棚に並べるだけで圧迫感があるレベルです。
既にベイブレードを自作している人にはベーシックガイドの半分は物足りないって感じがあると思いますが、独学のままで行くよりしっかり読み込んで基礎を固めると、なお面白いものが作れるので、おすすめです!
以上、
1ヶ月Fusion360を起動していない現場のおじさんからでした。